お知らせお知らせ

令和6年度「霧島わんぱく自然学校」を実施しました

 令和6年8月2日(金)~3日(土)の一泊二日で「霧島わんぱく自然学校」を実施しました。小学校1年生~小学校3年生までの子どもたちが,霧島の大自然を舞台にたくさんの体験活動をしました。
 1日目は,まず屋外で「原っぱで草スキー体験」と「野菜の丸かじり体験」、創作活動として「紙コップランタン作り」に取り組みました。
 草スキー体験では,つどいの広場の芝生の斜面を登っては滑る,を楽しそうに何度も繰り返していました。
その後の「夏野菜の丸かじり体験」では,キンキンに冷えたトマトときゅうりを食べて,ほてった身体を冷ましました。野菜が苦手な子もがんばってかぶりついていました。
 「紙コップランタン作り」では、紙コップにそれぞれ思い思いに絵を描いたり穴を開けたりして,自分だけのランタン作りに挑戦しました。夜暗くなってから光源となるLEDキャンドルライトをコップの中に入れると,幻想的な光景が浮かび上がり,思わず歓声が上がりました。
 「お風呂体験」では,霧島自然ふれあいセンター名物の温泉に入りました。大きいお風呂に大勢で入るのは初めて,という参加者もいたようです。自分で身体を洗い,髪を洗い,湯船に浸かってのんびりゆったり過ごすひとときでした。
レストランでの「バイキング体験」では,自分が食べられる量を考えながら,いろいろなおかずをあれこれ自分で装っておいしく食べました。
 「星のお祭り」では,会場に並べられた100個以上の竹ランタンのろうそくに火を点けた後,ギターが得意なセンター職員の指揮で,時折雲の合間から見える星空を眺めながら,「山賊のうた」や「上を向いて歩こう」などをみんなで高らかに歌って盛り上がりました。
 「独り寝テント設営」では,プレイホールと多目的ホールに班の仲間と協力して独り寝テントを設営し,消灯後は文字どおり1人でテントで寝ました。暑くて寝苦しい夜で,なかなか寝付けない参加者もいましたが,日中の活動の疲れが出たのか,大の字になって朝までぐっすり寝ていた参加児童もいました。
 2日目は,みんなが楽しみにしていた「川で自然の滑り台体験」を午前中に行いました。前日に各自の身体に合わせて準備しておいたライフジャケットやヘルメットを装着し,さらに軍手,軍足をつけてバスに乗り込み、出発。バスを降りたら急な山道を慎重に下り,目的の川に到着。温泉の混じる川の水は温かく,水への恐怖も薄らぐ感じで,水の中をぷかぷかと浮いたり岩でできた自然の滑り台を滑ったりと,体いっぱいに沢の水を感じて楽しみました。
お昼は「お別れパーティ」。「流しソーメン」では,長さ18mのソーメン台を用意しました。これに冷たい水と共にソーメンを流すと,参加児童は夢中になって箸を流れの中に差し込んで次から次へとすくっていました。「野焼きパン」は,竹の棒に巻き付けたパン生地を自分で炭火であぶってそのままかぶりつくもの。用意した冷たいスイカと焼きたてのパンを交互に頬張って満足げな子どもたちでした。最後は塩を混ぜた氷で牛乳を冷やして作るアイスクリーム作り体験。できあがったアイスはしっとりとしておいしかったです。
 閉会式では,「霧島わんぱく自然学校」の全ての体験活動をやり終えた証である達成証を受け取りました。参加した子どもたちのアンケートには,「自然学校でいろいろな遊びができてうれしかった」「初めて会う友だちがたくさんいて緊張したけれど、仲良くなることができたので楽しかった」「すごく楽しくて,また参加したいと思った」 などの感想が綴られていました。

          草スキー体験
         夏野菜の丸かじり
        紙コップランタン作り
       レストランバイキング体験
        川で自然の滑り台体験
        川でプカプカ浮遊体験
         流しソーメン体験
         野焼きパン作り体験

                              霧島わんぱく自然学校 担当 東穂