2025.01.30

令和６年度「霧島山中独り寝体験　ステップ１」を実施しました

　令和６年１１月３０日～１２月１日に「霧島山中独り寝体験　ステップ１」を実施しました。
　小学４年生から中学３年生までの４１人が参加しました。

　１日目の午前は,「レクリエーション」「パッキング指導」「テントの使い方指導」を行いました。
　アイスブレイクでは,自己紹介ゲームなどをし,多くの子ども達が仲良くなっていました。
　パッキング指導やテントの使い方指導では,初めて使う道具が沢山あり,不安な様子の子ども達もいましたが,班の皆で助け合いながら準備を進めていました。
　午後は縄文の森に移動し,「テント設営」「火起こし体験」「セルフクッキング」「古代を感じるボンファイヤー」を行いました。
　火起こし体験では,２～３人でグループを組み,役割分担をして火起こしをしました。想像以上に時間と体力を使う火起こしに悪戦苦闘しながらも,掛け声でリズムを取ったり,火が付きやすい方法を相談し合ったりと,グループごとに様々な工夫をしていました。
　古代を感じるボンファイヤーでは,自分達で起こした火で薪組に点火をしました。天候にも恵まれ,満天の星々を眺めながら家族の事を考えたり,普段の生活を振り返ったりと,自分を見つめるとてもいい時間となりました

　2日目は，「朝日ウォッチング」「セルフクッキング」「連穴土坑で作る燻製料理」「道具点検」をしました。
　連穴土坑で作る燻製料理では,チーズ・ベーコン・ウインナーの燻製を作りました。自分達で笹の葉を取りに行き,連穴土坑にセットして,火をつけました。じっくり時間をかけて燻した燻製はとても美味しく,みんな嬉しそうに食べていました。
　センターに帰り着いた後,ステップ２に向けて,道具の故障や紛失が無いか確認をしました。「自分の事は自分でする」という独り寝体験の約束を守り,友達に頼らずに準備を進めることができました。

　活動について，参加者からは，「チームワークを高めて協力をすると,何でもできることが分かった。これからは,生活の中で人と助け合うことができるようになりたい。」「いつもの生活とは違い,とても寒く,不自由な環境だったが,最後まで頑張れた。普段の生活でも,難しいことも諦めずに挑戦していきたい。」などの感想がありました。