令和4年度「霧島アニマル探検隊」を実施しました。
令和5年2月18日~19日に九州地方環境事務所主催「霧島アニマル探検隊」を開催しました。
小学校4年生から中学校2年生までの児童・生徒24人が参加し,「みる気でみよう!きく気できこう!やる気でやろう!」を合言葉に,霧島の大自然を堪能しました。
【講話①:霧島地区の野生動物について】
小林ジオガイドクラブの渡邊先生から霧島地区の野生動物についてのお話を聞きました。えびの高原に生息する野生動物の体のつくりや生活の仕方,フンや足跡があることを知りました。
【アイススケート】
えびの高原アイススケート場でスケート体験をしました。スケート場の先生から,立ち方や転んだときの起き上がり方,滑り方や止まり方などを学び,初めて滑る参加者も自分でスイスイと滑ることができるようになりました。
【フィールドワーク①:えびの高原】
班ごとにタブレットを持ち,池めぐりコースを探検しました。登山道にはキツツキが木にあけた穴や,シカがツノを研いだ木,シカやイタチのフンなど多くの痕跡を発見しました。
【講話②:野生動物の痕跡探しについて】
鹿児島県立博物館の上舞先生から野生動物の生態や痕跡探しについてのお話を聞きました。それぞれの動物の足跡に足のつくりや歩き方が関係していることや,動物のフンは形や残し方に違いがあることなど,生物学的な視点で痕跡を学びました。
【フィールドワーク②:ふれあいセンター本館周辺】
朝から続いた雨があがり,ふれあいセンター内での野生動物の痕跡探しに出かけました。2日間学んだことを活かし仲間と協力をして,みたりきいたりにおいを嗅いだりと五感をフル活用し痕跡を探して歩きました。
【野生動物の痕跡地図づくり】
まとめ学習では,集めてきた情報をもとに仲間と話し合い,地図づくりをしました。「大きなフンや小さなフンが見られたので,親子で来ているのではないか。」など,参加者同士に活発な意見が出されました。
2日間の活動を通して参加者からは「これからも自然を大切にし野生動物との共生を考えていきたい。」という感想があり,自然や野生動物に興味関心をもつきっかけとなる心に残る事業となりました。
来年度も2月に「霧島アニマル探検隊」を実施します。自然や野生動物についてもっと学んでみたい子どもたち!ぜひ一緒に探検に出かけましょう。
アニマル探検隊担当:山下